駐在員の方のご相談で多いものの一つが「疲労」
なかなか疲労がとれない方は、「慢性疲労症候群」だと思っているようです。
今月は是非覚えていただきたいのですが、
いつも疲れている=慢性疲労と、
慢性疲労症候群は違いますよ。
疲れても、少し休めば回復するのは、「慢性的な疲労」の状態です。
一方の、慢性疲労症候群は、疲労の程度が激しく日常生活に支障をきたすこともある「病気」なのです。
厚生労働省では診断基準として、
[前提条件]
1.1カ月に数日間、会社や学校を休まざるを得ないような強い疲労が半年以上続く
2.医師の診察を受けても特に病気が見つからない
この二つの条件を満たした上で、
[症状]
・ 微熱、または悪寒
・ のどの痛み
・ 首、またはわきの下のリンパ節のはれ
・ 原因不明の脱力感
・ 筋肉の痛み、または不快感
・ 軽く動いただけで、その後24時間以上続く全身倦怠感
・ 頭痛(新たに出現、または以前より程度や頻度が増悪)
・ 関節の痛み
・ 精神神経症状(まぶしい、物忘れ、思考力低下、集中力低下、抑うつなど)
・ 睡眠障害(不眠や過眠)
・ 急激な発症(主な症状が数時間から数日間で出現)
これらのうち8項目以上当てはまるかどうかを診断基準としています。
この症状をわかりやすくしてみました。
当てはまるかどうかをチェックして、該当するようであれば、是非ご相談ください。
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