誰もが一度は体験する身近な症状だけれど、幅広い原因を持つのが頭痛です。クモ膜下出血や脳腫瘍など重篤な疾患に由来する場合もあれば、統合失調症やうつ病など精神疾患の表れである場合もあります。また、生理痛や肩こりなど生活習慣に基づく場合や、原因不明の場合も意外と多くあります。頭痛に見舞われる頻度が高い人は、ぜひ頭痛の原因についてドクターに相談してみてください。
あなた自身について、下記の項目から当てはまるものをチェックしてください。
今回のチェックは、「片頭痛」についてのチェックでした。国際分類で180近くも項目数がある頭痛の中でも、「片頭痛」はもっとも身近な頭痛の代表格ではないでしょうか? 「片頭痛」は遺伝的要素が高いとされており、男性よりも女性に多いようです。また、日本人は30代までに発症することがほとんどで、加齢とともに症状や頻度が低減していくことがほとんどです。
■0〜3の方個
「片頭痛」持ちの可能性は低いようです。ただし、片頭痛の頻度には個人差があり、少ない人だと年に1〜2回ということもあります。過去何年かを振り返ってみて、ひどい頭痛に見舞われる機会が意外と多かったことに気づいたら、頭痛の種類や対処法についてドクターに相談してみてもいいかもしれません。
■4〜6の方個
「片頭痛」持ちの要素が多少見られます。実は「片頭痛」持ちだけれども、自覚症状がうすいだけの可能性もあります。「片頭痛」は、突然発症することもあります。頭痛に見舞われる回数が増えたり頭痛の症状が重くなったりした場合には、頭痛の種類と対処法を解明するためにもドクターにご相談することをおススメします。
■7〜10の方個
「片頭痛」持ちの可能性が高いようです。「片頭痛」は、多い人だと週に数回の頻度で訪れます。頭が脈打つように「ズキンズキン」と痛むことが繰り返し起きたり、頭痛に伴って吐き気を覚えたりするのは、典型的な「片頭痛」の症状です。「片頭痛」は日常生活の些細な動作でも痛みを増加させることが多いのですが、薬物療法などで症状を緩和させることができます。「片頭痛」を引き起こす要因を確認し、的確な対処が取れるようにドクターにご相談ください。
■11〜15の方個
「片頭痛」の疑いが濃厚です。痛む前に前兆があるか、痛むのは頭の片側か両側か、脈打つような痛みなのか、吐き気が起きるのか、目がチカチカするかなど、頭痛が起きる際の症状をしっかりと把握し、ドクターにご相談ください。また、食生活や生活習慣なども、「片頭痛」を引き起こす遠因であることがあります。ドクターにご相談の上、片頭痛の予防や痛みへの対処法についてのアドバイスを受けるようにしてください。
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