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今週のドクターコラム

No.104
海外駐在員に最も多い頭痛

海外駐在員に最も多い頭痛は、「筋収縮性頭痛」。
 
目の奥が痛い、目が乾く、目が疲れる。
なんとなく頭が重い。
肩甲骨の周辺が硬い。
肩の外側(上腕外側)が硬い。
そして拍動性ではない。
 
これが特徴である。
 
筋収縮性頭痛は、いわば肩こり性の頭痛。
目の症状が出るので、なんとなく、目が疲れているからと考えがちですが、実は肩こりがあるから目が疲れて頭も重く痛いといえます。
 
一方、片頭痛は、血管性の頭痛。
血管の拡張によって起こるので、心臓の拍動のような「ズキーン・ズキーン」という痛みが起こるのです。片頭痛の原因はいまだ不明な部分が多いのですが、何種類もの特効薬があります。
それらの薬で、頭痛は速攻で消えうせる。
その有効率は90%以上といいます。
片頭痛かどうか分からない時にその特効薬を使うこともあります。
効けば片頭痛、効かなければ筋収縮性頭痛か、その他の頭痛といえるでしょう。
 


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