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今週のドクターコラム

No.253
カラダがだるいのは「タンパク質不足」のせい?

それはタンパク質不足が原因!?

 

以前より疲れやすくなった、

集中力がなくなった、

カラダがだるい

気持が前向きにならない、

 

こんなお悩みの方の食事をうかがっていて決定的に不足しているのが、

「タンパク質」です。

 

若い人であれば、自分の気持ちが弱い、と思ったり、

中高年では、もうそろそろダメかな、なんて思ったりするかもしれません。

 

でも、それは違います。

単純な栄養不足なんですね。

 

特に、疲れ、だるさ、集中力などは数字に表れる状態ではありません。

全て気分に関係する状態です。

 

こうした気分を左右するのが、「セロトニン」という脳内神経伝達物質。

 

セロトニンは感情もコントロールしていて、

この分泌のバランスが悪いと、

怒りっぽくなったり、

今度はふさぎ込んだりという状態が起こります。

 

このセロトニン。

アミノ酸から作られています。

詳しくは、必須アミノ酸のトリプトファンが成分

 

このトリプトファンは、食べ物からしかとることができません。

日本だけでなく、世界中の食事内容に、

タンパク質の摂取が少ないという傾向が。

 

どの地域も、昔はこういうものを食べていた、、、というその土地に根付いた食事があったのですが、今は、どこも、野菜とタンパク質不足なんですね。

 

良質のタンパク質とは加工されていないもの

 

タンパク質をとっているつもりでも、実はタンパク質の成分が少ないものがあります。

ハム、チーズ、大豆製品など、加工されると、タンパク質の成分がほとんど含まれていないことがあります。

 

○ 動物性タンパク質 ・・・肉、魚(できれば青い魚)

○ 植物性タンパク質 ・・・豆、卵、海草

 

加工されていない、

そのままの食品を野菜とともに摂取する習慣を持ちましょう。

 


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