ホーム > 今週のドクターコラム

今週のドクターコラム

No.152
食の乱れとメンタル不調の関係

複雑で高度な現代の仕事。
あなたの「脳」は、あなた自身が感じる以上に疲れています。
特に2月は、年度末に向けて特に忙しく、また、1年でもっとも寒いだけに、気分は落ち込みがち。
メンタル不調者が最も多い時期でもあります。

その背景には「食生活の乱れ」という要因もあるのです。

忙しく、食事が乱れてくると脳に栄養が届きにくくなります。その結果、脳ではエネルギーを余分に必要とし、さらに疲れやすくなってしまう。
集中できなかったり、ぼーっとしたり、やる気がでなかったりする。
そんな症状は、実は、「食」にも影響を受けています。
 
こんな傾向はありませんか?

1:TOO MUCH 食べ過ぎ 
脳や体が疲れると、たくさん食べないと満腹サインが点灯しなくなります。いつしか食べ過ぎに。外食が続くと、さらに過食傾向に陥ってしまいます。
2:味が濃い食事
疲れていると、塩辛い、辛い、甘いものを食べたくなる傾向があります。オーバーカロリーに・・・。
3:夜遅い食事
消化のために、内臓は遅くまで働いてくれます。結果、疲れやすい体質に。
4:睡眠のための寝酒
脳が休まらないため、無意識にお酒に手が伸びます。お酒の酔いで疲労感をとろうとしてしまう。酔って寝付きはいいのですが、途中で目が覚め、中途覚醒の傾向に。薬代わりのお酒は不眠の元です。
5:慢性的野菜不
疲れていると、手っ取り早く空腹を満たしてくれる食事をとりがちになります。だいたいにして、そういう食事は、油物、肉類、炭水化物に偏ります。
 
 
食べたものが人を造ります。
ココロもカラダも、「食」が原点。
忙しいこの時期こそ、いまいちど「食」を見直し、しっかりと整えてみましょう。
メンタルコンディションが改善され、仕事のパフォーマンスもUPするはずです。

 


ご相談はこちらから

カテゴリ



バックナンバー