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今週のドクターコラム

No.268
ウォーキングで生活習慣病のリスクを下げましょう!

 

 こんにちは。スタッフの中屋です。

東京は9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますが、みなさんの地域はいかがですか。今日は朝日新聞の医療サイトapitalの中から、少し前ですが2013年5月15日付のコラムでウォーキングに関する記事を見つけましたので、一部掲載します。


 

ウォーキングのすすめ

 

何か運動を始めようと考えている人も多いのではないでしょうか?

でも、激しい運動は苦手という人もいるかもしれません。
今回は、そんな方のために、ウォーキングによるさまざまな効果に関する最近の研究報告を紹介したいとおもいます。(中略)

まずは、ウォーキングによる生活習慣病の予防効果を調べた「コホート研究」の報告です。

「コホート研究」とは、特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較することで、要因と疾病発生の関連を調べる観察的研究です。
今回の報告で言えば、「ウォーキング」をした集団としていない集団を追跡調査して、高血圧、高脂血症、糖尿病、心疾患などの「生活習慣病の発生率」を比較して、ウォーキングの影響を調べることになります。(中略)

では、研究の内容について紹介します。

対象者は、National Runners’ Health Study II(3万3060人)とNational Walkers’ Health Study(1万5945人)という米国の大規模コホート研究に参加していた人達です。まず、調査開始時に、運動によるエネルギー消費量を確認します。
そして、6.2年間にわたって追跡調査をおこない、高血圧高脂血症糖尿病心疾患と医師から診断された人の数を調べています。

次に結果です。

                       

なお、解析にあたっては、性別、年齢、人種、教育、食習慣、喫煙、飲酒などによる交絡因子の影響を踏まえ、多変量解析がおこなわれています。

さらに、上の表には載っていませんが、ウォーキングおよびランニングによるエネルギー消費量が、多くなればなるほど、生活習慣病のリスクが低減することも今回の調査で分かりました。

 


 

いかがでしたか。

“本当かなぁ”と半信半疑な気持ちの一方で、 “明日から一駅歩いてみようかな”と、

思えてきました。単純です。

 お天気の良い日であれば、景色を眺めながら歩くだけで、気持ちもスッキリしてきますよね。ぜひ、週に1回20~30分歩く時間をとって気分もリフレッシュしましょう。

 

ウォーキングについてもっと詳しく知りたい方はこちらも見てみてくださいね。

 

CLUB Panasonic 体が変わる実感ウォーキング

http://club.panasonic.jp/diet/exercise/walking/

 

女性の方はこちらもオススメです。

 

見た目が一瞬で変わる!骨盤ウォーキング:日経ウーマンオンライン

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20120511/124701/


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