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今週のドクターコラム

No.91
冷え性って病気?

この時期になると気になるのが「冷え性」。
日本人の2人に1人が冷え性?とも言われるこの症状。
今月は冷え性をとりあげます。
 
寝ていても寒かったり、オフィスで仕事していると寒かったり、お悩みを持つ方は決して少なくないはず。
 
この冷え性は、血行不良が原因とされる身体の冷えのことで、末梢血管である毛細血管の血行不良、血行障害です。
「障害」ですが「病気」ではないのです。
 
それゆえ、たくさんの予防法や改善方法が世の中にありますね。
冷え性の方は海外、特に欧米に赴任されると大変。
 
筆者も、何を隠そう冷え性なので、実は寒い国への巡回がとってもヘビーに感じております(苦笑)
 
冷え性の症状は、体や手足が寒いという症状にとどまりません。
 
たとえば、
 
(1)手足がだるく体の動きに切れや勢いがない。
(2)不安、落ち込み、うつ症状
(3)貧血
(4)食欲不振
(5)イライラ 怒りやすい ヒステリー
(6)生理不順
(7)不眠症
(8)天気によって体調が変わる
(9)胃が重い
(10)寒いと外にでかけられなくなる 何をするにもおっくうになる

などが、冷え性が引き金になっていることもあるのです。

冷え性=血行障害を改善することで、これら症状が消えることもあります。 


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