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今週のドクターコラム

No.79
歯周病予防しよう!! No.1

海外からのご相談の中で、意外に多いのが「歯」の問題。
海外で、歯の治療は結構やっかいです。
ご存知の通り、欧米諸国での歯の治療費は日本以上に高額。
また、国によっては、医療技術が低く、かえって悪化させてしまうことも。
ですから、歯には特に注意を払ってほしいと考えています。
 
その気をつけてほしい歯の病気の一つが歯周病です。 
 
歯周病は
「静かなる病気」
と呼ばれるほど、自覚症状がほとんど感じられない病気で、気づいたときには、歯の土台(歯槽骨)がボロボロになり、重症になっているケースも少なくありません。
そうなってしまえばまともに食事すらできなくなってしまいます。
症状が悪化して初めて歯医者(歯科医院)に行くので、すでに手遅れで『歯を失ってしまう』方がかなりいるのが現実なのです!
 


適応性テストのページで虫歯体質のチェックも行ってみてください!
>> 海外適応性チェック >>
 

 
今週は次の症状がないか確認してみましょう!
 
1:歯磨きなどで歯茎(歯肉)から出血する
2:口臭がするようになった

    特に歯周病の場合、歯周病菌(細菌)の繁殖によって起こるニオイですので、
    かなり強烈なニオイがすることが大きな特徴です。
3:口の中がネバネバする
4:歯茎(歯肉)が腫れている
5:歯茎(歯肉)が赤、紫色になった
6:歯茎などから膿(うみ)が出る
7:硬いものを噛むと痛い
8:歯がグラグラする
9:歯茎が下がって歯が長く見える(出っ歯になった)
10:歯と歯の間の隙間が大きくなり、物が挟まりやすくなった
11:歯茎(歯肉)がムズ痒い
12:糖尿病にかかっている

 

糖尿病になるとさまざまな合併症が起こり、糖尿病は合併症が怖い病気だといわれていますが、糖尿病の方の多くは歯周病になっているというデータもありますので、糖尿病の方は歯周病も疑ったほうが良いかもしれません。
 

つづく


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