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今週のドクターコラム

No.3
腰痛

ギクッ!アタタタ!
ぎっくり腰を経験した人はわかるでしょう?この辛さ!
洗面台で咳きをしたり、ちょっとしたことで突然襲われる「ぎっくり腰」。
一度やってしまうと、1年に2回も3回もなんて、クセになることもありますね。

 

急に痛くなった時は、安静にして、冷やす。
腰がいつも重いときは、温める。

のが基本ですが、場合によっては整形外科にかからなくてはならないケースも。

では、どういうときに病院にかかるほうがいいかをお話しましょう。

海外であまり腰痛が長引くと、「ひょっとして、これは単なる腰痛じゃないかも!!内臓の病気?!ストレス?!」と心配して相談を受けることがあります。
海外では、病院に通うというのは簡単ではありませんね。言葉の問題はもちろん、忙しい日常に追われ、時間を確保するのも大変なこと。
とはいえ、以下の場合は通院が必要なのです。整形外科が専門ですが、ジェイアイデスク、あるいは、我々ジェイアイメンタルドクターにご一報いただいてからかかるのがベストです。

 

1:腰痛が1週間以上続くとき
2:足に力が入らないとき
3:しびれがあるとき
4:どんどん悪化してくるとき

 

ドクターは、まず、腰痛の状態から、それがいろいろと検査をしなくてはならない悪い腰痛か、処置をしてすんなり回復する腰痛かなど、いろいろな病気を考えながら話をしていくはずです。
通訳などを介せばさらに病状が伝わったか心配。
時に余計な検査をされてしまうこともしばしばです。
そこで、受診前に是非以下をまとめてください。

1:腰痛のきっかけ
2:急に痛くなったのか、いつも重ダルイのか
3:一番楽な姿勢はどれか
4:朝夕と痛み、昼間はラクというように、時間帯でいた見方が違うか?
5:温めると痛いか?
6:足が痛かったり、しびれたりするか?
7:歩いているとだんだん足が重くなって、立ち止まってしまい、しばらくするとまた
  歩けるようなことがあるか?

 (これを間歇性破行 かんけつせいはこう といいます)

この7ポイント

腰痛で病院にかかるときには、これをメモしておくことをおすすめします。


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