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今週のドクターコラム

No.74
生活習慣病予防に果物を! その2

果物を食べない人の多くが

「果物は太る」

と思っているようです。

栄養の専門家は、「摂りすぎると太ります」と、ネットで書いたりしていますが、これが誤解のもとのような気もします。

摂りすぎって、一体どの程度なのか?
そもそも、不足気味なので、日本人はあまり気にする必要はないと思います。

果物は糖度が高く中性脂肪の増加をまねく
果物は炭水化物を多く含んでいるので、食べ過ぎに気をつけましょう。
 
これは本当でしょうか?
 
中性脂肪の増加や肥満症の主な原因は過剰なエネルギーの摂取が原因と考えられますが、とり過ぎが問題となるのは果物に限ったことではありませんし、果物は甘くてもエネルギーはそれほど多くありません。
 
果物のエネルギー量は100g当たり50kcal前後で、ショートケーキ(344kcal)や食パン(264kcal)、納豆(200kcal)、煮さば(253kcal)などと比べても格段に少ない低エネルギー食品。
決してエネルギーの過剰摂取を心配するような糖分の多い食品とはいえません。
 
しかも、果物はほとんど水分で、ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んでおり、おまけに、多量の水分と水溶性食物繊維の膨張で満腹感が得られやすく、また、調理せず生で食べられるので調理による栄養の損失と塩分やエネルギーの増加がない特性を持っています。
 
次のように、お菓子を食べるくらいなら、是非、フルーツを食べましょう。
せっかく、海外にいるのですから、その国のフルーツを楽しんでください。
物の糖質とカロリーを並べてみましょう。

 

  糖質 カロリー
・キウイ(1個)  13.5g 53kcal
・いちご(5〜6粒) 8.5g 34kcal
・オレンジ(1/2個) 9.8g 39kcal
・パイナップル 13.4g 51kcal
・バナナ(大1本) 22.5g 110kcal

お菓子の糖質とカロリーは

  糖質 カロリー
・ビスケット(3枚) 15.0g 124kcal
・ポテトチップス(1/2袋) 27.4g 278kcal
・ミルクチョコレート(板1/2枚) 16.5g 168kcal
・ピーナッツ(ひとつかみ20g) 3.6g 118kcal

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