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今週のドクターコラム

No.56
ストレスで胃潰瘍?

〜イチローも人間だった!?と城島に言わしめた「胃潰瘍」とは?
 
 
〜内需が冷え込む中で、海外での事業はさらに重要な位置づけとなっており、皆様はこれまで以上に強いプレッシャーに直面していることでしょう。
ストレスからくる身体疾患でよく知られているのが、胃潰瘍ですね。
 
WBSでなかなかヒットがでなかったイチローが、ストレスで胃潰瘍になった、とニュースになっていましたが、真偽のほどはいかに!?
 
 
<症状>
胃潰瘍の自覚症状の90%は腹痛を伴います。
 
場所は、上腹部の「みぞおち」。
 
胃潰瘍は食後に痛み出すと覚えてください。
空腹時は十二指腸潰瘍の場合が多いです。
 
1.  みぞおち辺りの腹痛
2.  吐き気・嘔吐・食欲不振・体重減少
3.  吐血
4.  下血
5.  背中の痛み
6.  口臭・酸っぱいゲップ・胸やけ

イチローは出血が見られたようですが、
胃潰瘍の場合、「黒くなった血」が特徴的。出血性胃潰瘍は、潰瘍のできた場所の血管が破れるのが原因です。
 
一方、真っ赤な血を吐く場合は、肺や気管から出た喀血(かっけつ)が多いです。
 
下血の場合は、潰瘍のできた場所の血管が破れ、同じく黒い血が出るのですが、癌の場合もありますので、注意が必要です。
 
 
<原因>
もちろん、急激な強いストレスが原因となることはありますが、実は胃潰瘍の原因の7割以上がピロリ菌なのです。
海外生活では、食生活の変化も、胃潰瘍の原因として多くをしめます。
ピロリ菌は、口から入って感染すると言われており、ピロリ菌にかかると、まず、慢性胃炎となり、そのごく一部が慢性胃潰瘍となるのです。
 
 
<治療>
服薬で1、2週間で症状はよくなります。
ただ、勝手に薬を辞めてしまう方がとても多いので、必ず医師の指示を守ってください。
海外で特に気をつけてほしいのが、
 
1.  手洗い
2.  不潔な店で食事をしない
3.  暴飲暴食をしない
4.  家庭では日本の食事をなるべく守る
 
といったことです。
 
これだけでも随分違うので、頭に入れておくと良いでしょう。


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