ホーム > 今週のドクターコラム

今週のドクターコラム

No.226
紫外線対策の基礎

北半球の8月は、一年のなかでも紫外線の多い時期です。「少しぐらい焼けているほうが健康的」というのは、少し古い考え方です。紫外線の悪影響が明らかになってきていることや、オゾンホールなどの影響で紫外線量が増えていることなどから近年では、夏前から秋口にかけての日焼け防止策(紫外線対策)が一般的になってきています。

 日焼けは、医学的には皮膚炎の一種です。「やけどの一種」と考える人もいます。
日差しを浴びることで、皮膚が赤くなりやすい人ほど、日焼け防止(紫外線)対策が必要になります。


気をつけたいのが、海辺のリゾート地など日常とは異なる土地だけでなく、日常における室内や車内での紫外線対策です。
一般的な窓ガラスでは紫外線は抑えられないので、窓辺で長時間すごすときや自動車での移動(長時間同じ姿勢で紫外線を浴び続ける状態)などは、予想外に紫外線の影響を受けやすいのです。
 また、アルコール摂取時には日焼けをしやすい(皮膚の炎症を促進する)ことも、意外と知られていないようなので、注意が必要です。


さらに、紫外線の量は国や地域によって大きく異なることにも注意をしてください。日本にいた時と同じ対策では、足りないことも考えられます。

世界の中でも、紫外線が強いのは赤道付近の緯度が低いエリアに位置する国々です。しかし紫外線をカットするオゾン層が薄くなっているエリアでも、紫外線が強くなっている事実もわかってきています。例えば、オゾンホールが確認されている南極にほど近いオーストラリアやニュージーランドの南部では、強い紫外線に肌や髪が荒れてしまうと言います。
また、エベレストの山地など高度の高いエリアでも紫外線は強くなります。


過度に紫外線を浴び続けることは、シミやそばかすなど皮膚の老化を促すだけでなく、皮膚ガンを引き起こす可能性を高めます。
紫外線対策について詳しく知りたい場合は、担当ドクターにご相談ください。

 


ご相談はこちらから

カテゴリ



バックナンバー