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今週のドクターコラム

No.228
海外に赴任すると、何故太るのか?

運動が大事なのはわかっていても、忙しくてなかなか。
週末、ゴルフするけど、痩せない。

海外で太ってしまう理由は大きくわけて2つ。

1つは、「食べ過ぎ」。

単純に量が多いということです。

例えば、スパゲティを思い出して下さい。

日本のお店で昼にスパゲティを食べた場合、使用されているグラム数は80グラムが大半。量が多いお店でも、100グラムなんです。

ところが、海外では、一人分の目安は、なんと130グラムから150グラム。

1.5倍くらいあるわけです。

こういう具合に、全ての「一皿、一人」分量が1.5倍ですから、量を控えるか、回数を減らさない限り、単純に摂取カロリーも1.5倍になります。

2つめは、「脂と油」

これも量に関係しますが、調味料で「油」を使った料理が多いこと。油の使用量が多いこと。
日本食を食べていると、魚などの動物性脂やゴマなどの植物性油がほとんどですが、海外では「乳」の油と、肉の脂がほとんど。
カラダの中で脂肪として蓄積しやすい料理なのです。
素材も肉が多いですね。

いずれにせよ、「油」を避け、「量」を減らす食習慣が重要です。

炒め物の皿に溜まった油を避ける。
脂身はとる。
量を少なめにする(これは「ゆっくり食べる」ことで満腹感を得られます)

これだけでも、体重増加はかなり抑えられますので、本気で取り組んでみませんか。

 


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