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今週のドクターコラム

No.28
半身浴で夏の疲れをとろう!

9月に入り、夏の暑さも若干緩和していませんか?
海外にいると、シャワーだけの生活になりがちですが、こういう時こそ、バスタブに半分お湯を入れて半身欲をためしてください。
 
疲労回復などの健康面だけでなく、美容、ダイエットなどにも効果があるとされ、もうおなじみの方も多いと思います。
 
半身浴は文字通り、全身ではなく、お腹のあたりまでの半身だけ湯船につかるというもの。
 
体温より少し高い38度前後のぬるめのお湯に30分間ほどゆっくりと入浴します。
 
すると10〜15分くらいたったあたりで頭、顔、上半身から汗がふき出してきます。

湯船につかっていない肩や腕もポカポカしてきて、全身が温まります。
 
体の内部からジワーと温まってくる感じで、リラックス効果も大きいです。
 
全身浴と比べて、心臓への負担が比較的少なくてすみ、湯温もぬるめのため、20〜30分間は無理なく入浴することができます。

湯船のお湯は半身浴用に普段より少ない量にしてもいいですし、湯量は普段のままとしてお風呂場用のいすを湯船に入れて湯につかる位置を調整してもいいですね。
 
半身浴の主な効果は
 
・血行促進による冷え性や肩こりなどの体の状態改善効果
 
・美肌や代謝アップによるダイエットなどの美容効果
 
・疲労回復やストレス解消などのリラクセーション効果
 
などがあげられます。
 
半身浴中は本を読んだり、考えごとをしたりするのもいいですが、ときには頭を使わずにただボーとしていたり、体に意識を向けて汗が出てくる感触を味わったりしてみると、これまでとは一味違ったリラックス感が得られるかもしれませんよ。

また、半身浴を行う上での注意点として、
 
・入浴後はもちろん、入浴する前にも充分な水分補給をする(便秘がちな方にはスポーツドリンクよりも水がおすすめ)
 
・食後すぐの入浴やお酒をたくさん飲んだあとの入浴は避ける
 
・体の調子をくずしているときや生理中の入浴は控える
 
といったことがあげられます。
 
是非おためしあれ!


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