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今週のドクターコラム

No.240
生え際,頭頂部,耳たぶ,目元の4つのサインで心疾患リスクが分かる?

 

今日はスウェーデンのニュースを紹介します。

 

 

 

「見た目年齢」

 

見た目が若ければ、身体の中も若く、見た目が老けていれば,体の中も同様に加齢を重ねている、

 

こんなことをいう専門医は少なくありません。

 

心疾患のリスクは年をとればとるほど、増加することはみなさんもご存じの通りですが、

 

では、どの加齢サインが心疾患のバイオマーカーとなりうるのでしょうか。

 

デンマーク・コペンハーゲン大学の専門医による、

 

35年もの長期追跡によるユニークな疫学研究によると、

 

加齢を象徴する4つのサイン

 

1「生え際の後退」

 

2「頭頂部の薄毛(baldness)」

 

3「耳たぶのしわ」(見たことないかな??)

 

4「眼瞼黄色腫(xanthelasmata)」

 

がある人は全くない人に比べ,心血管疾患リスクが有意に増加しているという研究を発表しました。

 

特に、上の4つのうち、3つ以上のサインがあるとリスクが57%になるというのです。

 

発表した研究者は、

 

「見た目の加齢を示すサインの確認を日常診療に取り入れるべき」

 

と言っていますが、まさに、、、と思う場合は、食事、運動にいままで以上に注意をしたいものです。

 


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