No.137
疲労回復にハイキング?
疲労回復の為、休日は思い切って外へ、山へ出かけてみましょう!
◆平日は毎日夜遅くまでパソコン作業を続け、休日はその睡眠不足を補う為、遅起きになりがち。
◆慣れない生活環境下、ローカルスタッフとの異文化間でのコミュニケーションでストレスを抱え休日は外出が億劫になってしまう。
身体を休め、翌週迄に身体をリセットする試みとしては正しいような気がしますが、上記の様な働き方をしている方の疲労の種類は、『肉体疲労』では無く『神経疲労』や『精神疲労』の蓄積が心配されます。
このような精神疲労、神経疲労の回復には、一言で言えば『気分転換』が効果的です。
そこで。
平成18年より日本で推進され始めた、『健康ツーリズム』の一環である、『気候療法』を行ってみてはいかがでしょうか?
《健康ツーリズム》
日常生活を離れ、特定の地域に滞在しながら、心と身体の疲れを解きほぐし、健康回復や体力増進を目指すもの。
《気候療法》
気候の良い所に転地することで、肺結核・喘息・リウマチ等の病気の治療や病後の保養を図る療法。
・不眠・不安に効果がある平地気候(標高500メートル以下の平地)
・骨関節結核、喘息等に効果がある高山気候(標高1000メートル以上の高地)
・病後の回復に効果がある中山気候(標高500〜1000メートル)
・喘息、虚弱体質等に効果のある海岸(海洋)気候
気候療法は特にドイツで広く浸透していて、医科学的な実証、専門家の育成、各国の地形の違いといった課題は残るものの、大いに注目されている活動です。
自然の冷気や、太陽光をタップリと浴び、傾斜地を利用し身体にある程度の負荷をかけながらのウォーキング。
太陽光を浴びることは、メンタルヘルス不調対策にも良く、大きなリラックス効果があります。
何よりも、『山を散歩=行楽=疲労回復』という、一石二鳥のお得感は魅力的ですよね。
仕事により強い疲労を感じている人はそうでない人と比べて、心臓発作や、脳卒中等の心血管疾患を発症のリスクが2倍以上高い事が調査によってわかりました。(大阪市立大チーム)
自然での行楽・リフレッシュが、『心血管疾患の予防』に繋がることも大いに期待できます!
パソコン業務で疲れている方。たまには仕事の手を休め、自分にあった『健康ツーリズム』を検索されてはいかがでしょうか?
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