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今週のドクターコラム

No.48
受けてますか?がん検診

海外にいると忙しい合間を縫っての健康診断、とくにがん検診は怠りがちです。帰国した時に受けてみようとは思いつつ、限られた時間の中ではなかなか病院には行かないものですよね。しかし、生活様式も異なる海外に住んでいるからこそ、定期的ながん検診はとても大切なものなのです。
 
がんの予防では、「がんにかからないため」の予防(一次予防)もさることながら、「がんで命を落とさない」ための検査つまり二次予防がとても重要です。最低1年に1回は定期的にがん検診を受け、「がんの早期発見と早期治療」を徹底させれば、がんで死に至る確率はぐっと減るのです。
 
肺がん 胸部レントゲン→ 必要に応じCT+喀痰細胞診
胃がん 内視鏡検査
大腸がん 便潜血検査→ 必要に応じ内視鏡検査
乳がん マンモグラフィー→ 必要に応じCT
子宮がん 細胞診→ 必要に応じCT
 
40歳になったら、この5つのがんについての検診は年に1回、必ず受けてください。心身ともにいつも万全な状態を保っておく。これがこの時代の駐在員とご家族が充実した海外生活を送るための条件です。


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