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今週のドクターコラム

No.230
月を利用した健康管理 「下弦の月」編

下弦の月 9月30日は日本では中秋の名月。
旧暦の8月15日がこの日にあたります。
通常、中秋の名月と満月は一致しませんが、今年は、満月でした。
当日、日本はあいにく台風に見舞われ、お月見ができませんでしたが、関東以西、深夜には満月が顔を出しました。

世界各地のみなさんも、満月をご覧になれたのではないでしょうか。

潮の満ち干や女性の月経周期、植物の生長や産卵などにも関係しているといわれる月の満ち欠け。

「新月から満月にかけての『月が満ちる時期』に体は水分や栄養を吸収しやすく、満月から新月にかけての『月が欠ける時期』は余分なものを排出しやすい。

こうした考えはヨーロッパに古くから伝わる生活の知恵として、また占星学の世界でも広く知られています。

新月から次の新月までの1サイクルは約29日。
その期間を

「新月」
「上弦の月」
「満月」
「下弦の月」
の4つのステージに分け健康管理をするものです。


【今は下弦の月】

夜中頃に出て、正午頃沈む「下弦の月」。
夜中に空を見上げると、左側が子を描く半円を発見できるはず。
「満月で開花したものを収穫するのがこの時期です。

「下弦の月」は、体が不要なものを排出しようとするダイエットに最適の時期なんです! 
欠けていく月とともに、体を効率よくデトックスすることができます。

キーワードは、解毒、洗浄、浄化。プライベートも同様、これまでの自分を見直したり、関係性を手放したり、次の新月に向けて生活をリセットすべきとき。

先週の満月期と比べて、食欲も落ち着いてきたのを感じている人もいるのではないでしょうか。

食事のおすすめは食物繊維たっぷりの根菜類。

食事を少し減らす感じを意識すると、腸から余分なものが排出されやすくなります。

夜から次の日の朝、昼を抜く、短期断食もお奨めです。

お水はいつもより多めに。

そして、よく噛んでゆっくり食べることを意識してください。

解毒のチャンスである「下弦の月」は、カラダから不要なものを出す時期。
サウナなど、汗をかいて、デトックスを意識しましょう。

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