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今週のドクターコラム

No.132
眠れぬ夜はストレッチを

 
仕事で身体が疲れきっている夜。
温泉につかってゆっくり疲れをとりたいとところですが、海外では無理。
仕方がないからとにかく早く寝ようとベットに入るけれど、
逆に、疲れすぎてなかなか寝付けない。
そんな経験はありませんか?

そう。疲れすぎると、脳や身体がオーバーヒートしてしまって、かえって寝付けないものなんです。
そういう場合は、無理して寝ようとしないで、
「ゆっくりとした呼吸をしながら体を動かす」のが最も効果的です。

ストレッチ凝り固まっている肩や首、腰や背中の筋肉や関節をしっかり伸ばしましょう。
血液の循環がよくなり、オーバーヒートが徐々に和らぎます。



寝付きを良くするストレッチ

【内蔵に血液を集める】
1、 仰向けに寝て両手両足を天井に向けて上げます。
2、 力を抜いて、手と足をゆらゆら動かします。
Point 激しく動かすのではなく、リラックスしながら動かすこと。

【膝、腰、背中の凝りをほぐす、膝倒し】
1、 うつ伏せに寝て両手は顎の下に、両膝は直角に曲げておきます。
2、 膝を直角に保ったまま左右交互に倒します。
Point ゆっくり息を吐きながら倒し、戻すときに吸う。

【呼吸法で緊張を緩める、腹式呼吸】
1、 両膝を立てて仰向けに寝て、両手をおへそのあたりに置きます。
2、 鼻から息を吸いながらお腹を膨らませ、口から吐きながらお腹をへこませます。
Point 息は口から細く長く吐く。

これからますます仕事が忙しくなる時期。
是非試して下さい。また日頃から寝る前にストレッチをすると、睡眠の質が格段とあがりますよ!


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