増加する若年性認知症 (2)｜今週のドクターコラム

今週のドクターコラム

前回は、２０代から５０代の方にも増えている認知症について特集しましたが、実際に周りの方から見て、どのような症状が見られると注意が必要でしょうか。

以下の項目をチェックしてみましょう。

（ご自身のチェックはコチラから）

□　仕事のスピードが落ちた

□　ミスが多くなった

□　買い物に行くたびに同じ食材を買ってきて、冷蔵庫の中が同じ食材がいっぱい入っている

□　車での接触事故が増えた

□　以前より怒りやすい性格になった

□　自分の間違いを人のせいにする

□　会話の途中、話題についていけないことが多くなった

□　身だしなみに無頓着になった

□　日課や趣味をしなくなった

この中で３つ以上当てはまるようであれば、注意が必要です。

また、ご本人も全く自覚症状がないわけではなく、「おかしいな」と感じ始めているため、

周りの方が深刻に心配している空気を感じ、戸惑いや不安が強くなる方も…。

しかし、症状によっては、仕事の疲労・生活のストレスなどによって出ているため休養をとることや、

服薬することなどで、治る症状もあります！

ご家族や周りの方でご心配な方がいらっしゃいましたら、悪化させないためにもまずは、

お気軽にドクターにご相談くださいね。