ホーム > 今週のドクターコラム

今週のドクターコラム

No.131
秋冬に向けた充電期間

〜自覚症状のない疲労の蓄積〜

 

 
暑い夏も終わり、
「今年の夏も、公私共に有意義に過ごした、秋冬に向けて気合を入れよう!」
としたところで、いざ活力が出ない。
それもそのはず。思いや気分と裏腹に、単純に「体が疲れている」からです。

原因の一つは、夏季の強い日差しによる暑さと、強すぎる屋内の冷房との温度差。(東南アジアでは特に効きすぎていますね)。
もう一つは、気分をリフレッシュしようと休日はもっぱら外出してしまい、身体の休養を充分にとれていないということです。

疲れているな、というはっきりとした症状が身体に出ていなくても、この時期こそあえて休暇をとり、休日はゆっくりと自宅で過ごしてみることをお勧めします。
このように一旦まとめて休養をとることが、忙しくなる年末に向けた大事な充電期間となります。
休養
◇休養中のポイント◇

【帰宅直後の換気】
ちょっとした買い物から帰ってきた時まだ、ついエアコンのスイッチを押してしまいがち。
ここではまず、換気を心がけましょう。新鮮な空気に触れて、少しぐらい汗ばむくらいが疲労の溜まった身体には良くて、また自律神経の回復も促します。

【食事による体力回復】

1、〈お酢〉
  疲労回復効果大です!お酢の中の酸味の成分である酢酸・クエン酸等が身体に溜まった疲労物質を分解してくれます。
2、〈味噌汁〉
  海外生活でどうしても恋しくなる味噌汁。栄養面でも優れものです。良質なタンパク質が多く含まれており、具に野菜や海藻を加えれば、ビタミンやミネラルも同時に摂ることが出来ます。
3、〈サプリメント〉
  食事のみで栄養摂取が難しいという場合は、疲労時、特に欠如しているビタミンB群やビタミンC、ミネラル、アミノ酸を補給するのもとても効果的です。

ご相談はこちらから

カテゴリ



バックナンバー