No.287
【ご家族の健康編】楽しくいつまでも健康に!Part.3
さて、今回は日野原先生の健康の秘訣の3回目をお届けします。
【いつまでも健康でいるための秘訣】
その5. うつぶせで眠りましょう!
仰向けに眠るのはもともと人間だけですが、その中でも日本人は、小さい頃からうつぶせ寝の習慣がないため、うつぶせで眠れない人もちらほら…。
フランス人はうつぶせで寝るため、子供のときから頭の形が良いと言われているそうです。
うつぶせで寝るとこんなに良いことがたくさん♪
○呼吸も自然に腹式呼吸になり、いびきがなくなる、睡眠時無呼吸の軽減、寝つきが良くなるなどの睡眠状態のプラス効果があります。
○肩こりや腰の痛みがなくなる。
○気管支拡張症や慢性気管支喘息のある人は喀痰(痰を吐くこと)が楽にでき、呼吸困難が楽になります。
○床ずれができない。
うつぶせに寝る習慣がない方はまずは横向きで寝る練習をしてみてください。だんだんとうつぶせで眠れるようになります。
また、オススメのクッションの敷き方もありますので、菅原先生のコラムもあわせてお読みください。
うつぶせ寝の方が長生き!?
→ http://member.md-net.co.jp/member_support/sleep/entry/30.html
その6. ウエストを毎週測る
ウエストをいつも測って胴回りのサイズの変化を意識することは、メタボリックシンドロームの予防になります。
メタボの診断基準とは、腹囲がある(男性は85cm以上、女性は90cm以上)ことに加えて、下記の3つのうち2つ以上当てはまることを指します。
① 中性脂肪と善玉コレステロール
(中性脂肪150mg/dl 以上 又は HDLコレステロール40mg/dl 未満)
② 血圧
収縮期 130mmHg以上 拡張期 85mmHg以上
③ 空腹時血糖
110mg/dl 以上
メタボリックシンドロームの方は、狭心症や心筋梗塞などの心臓病や脳卒中や糖尿病などの疾患を発症するリスクが通常の方と比べると30倍以上になるそうです。
おなか周りのサイズが減らない場合は、食事の量を10―20% 控える、もしくは、運動を
少し増やすようにしてみましょう。
いかがでしたでしょうか。若い方でも耳が痛いこともあったかもしれませんが今からぜひ健康を意識して一生ワクワクして生きられるよう、調整していきましょう。
また、日野原先生が日本の年配の方が健やかで充実した生涯を送ることができるようにと願って発足した「新老人の会」でもソフトボールやパソコン、社交ダンス…とたくさん活動されているようです。
新老人の会 ホームページ
ぜひ離れていてもご家族で健康習慣に取り組んでみてくださいね。
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