講演中に居眠りしないヒケツとは!?
【なぜ緊張しているのに眠ってしまうのか?】
たいくつな授業を聞いていると
眠くなりますよね。
でも、
難しい講義を緊張して聞いているときも
眠くなります。
これはなぜか?
これには、
脳を目覚めさせている
ノルアドレナリン
という物質が関係しています。
ノルアドレナリンは、
お経のように
単調な刺激のときには少なく、
大学の講義のように
複雑な刺激のときには多くなります。
そして、
このノルアドレナリンが、
少なすぎても多すぎても
脳は眠くなります。
これは「逆U字曲線」と呼ばれます。
つまり、
私たちの脳は、
簡単すぎても難しすぎても
眠くなるのです。
【もっとも集中するのはハーフタスク】
私たちの脳が
もっとも集中するのは、
ハーフタスクという状態。
つまり、
「50%は理解できるけど
50%はまだ分からない」
という状態です。
ハーフタスクは、
脳の力を引き出すのに
とても重要です。
【ちらっと予習で眠気防止】
では、
ノルアドレナリンが増え過ぎて
講演中に眠くなってしまうのを防ぐには?
それは予習です。
予習と言っても、
資料をさらりと一読しておくだけ。
または、
講演者をネットなどで
ちょっとだけ調べておきましょう。
臨床的には
これで昼間の眠気が減る学生さんが
多いです。
ぜひ、お試しください。