子どもが眠れないとき見直すべき環境は?
お子さんが夜になっても目がランランとして、寝る気配が全くない。
さぁ!寝よう!と就寝前になっても元気でなかなか眠れない・・・。あ~ぁ困った。
そんな経験はありませんか?
そんな時には「光環境」を見直してみましょう!
光環境がどのような状態か?を知るためには、部屋の天井の四隅をまず見てみましょう。
部屋の四隅がきれいに見えるならばその部屋の明るさは【500ルクス】程度です。
そのような明るさで3時間過ごすと成人はメラトニンが50%低下し、子どもは90%低下するデータもあります。若年齢ほど光感受性が高いのがわかりますね。
大人は問題なく眠れていると思っても、子どもは想像以上に影響を受けています。
メラトニンは、昼間に体にたまった活性酸素を睡眠中に除去する役割があるので、
メラトニンが減ると活性酸素が残り、覇気がなく、免疫力も低下しがちになります。
対策としては、浴室の照明を消して入浴し、入浴後はリビングを暗めにしてみましょう。
手元で作業をするときには、デスクライトを目より低い位置で使用することで、
明るさで目が冴えてしまうのをある程度防ぐことができますよ。