睡眠時間
睡眠は時間数より、リズムが大切です。
自分の睡眠のリズムは、記録をとってみると分かります。
睡眠は、次のような方法で記録します。
1)眠っていた時間を塗りつぶします。
2)寝床に入っていた時間に矢印を引きます。
3)眠気があった時間に斜線を引きます。
こちらは、12月23日~1月5日までの私の睡眠です。
睡眠記録用紙 neru note(ネルノート)
休日になってから徐々に起床が遅れて、
寝つけない日やなかなか起きられない日がみられます。
飲酒をした日には、途中で目覚めているのが分かります。
この記録から、
・目覚めたら窓から1m以内に入って、起床時間をそろえること
・不用意な早寝をして寝床で眠っていない時間をつくらないこと
・起床時間を3回唱えて眠ること
この3つを実施すれば、睡眠のリズムが整うことが分かります。
私たちは、おとといの睡眠を思い出すことができません。
睡眠に関する記憶はとてもあいまいなので、
「全然眠れなかった・・・」「必ず3時に目覚める」など、
誇張して表現してしまいがちです。
このような誇張が、自分を焦らせてしまい、余計睡眠が乱れてしまうのです。
そこで、睡眠は、記録をとって事実をもとに改善していくことが大切です。
皆さんもぜひ、睡眠の記録をとってみましょう。
睡眠の記録をとるときは、次の3つに注意をしましょう。
①毎朝書くこと(夜の記憶はあてになりません)
②手書きをすること(塗りつぶすことで睡眠感が養われます)
③適当に書くこと(時間を計ったり、目覚めた回数を数えず、おおまかに書きます)
人間の生理現象は、記録をつけると安定するという特徴があります。
睡眠が整うには、最短で2週間かかります。
まずは2週間、睡眠の記録をとってみてはいかがでしょうか。