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睡眠の部屋

眠る前に首を温めてみよう

【脳が眠れるようにサポートしよう】

 

夜になって就寝する時間なのにぜんぜん眠くならない・・・。

 

 

そんなときは、無理にベッドに入らずに眠くなるまでベッドの外で待っていた方が

睡眠の質は向上します。

とはいっても、眠くなるまでベッドの外にいるのは結構勇気がいることです。

 

そこで、脳が眠くなるようにサポートしてあげましょう。

 

【自律神経の仕組みにしたがってサポート】

 

日々の忙しさからくるストレスに対処することは難しいですが、体が出したストレス反応を和らげることならば取り組みやすいです。

 

自律神経の仕組みを使って1日の疲れをリセットしてみましょう。気温が下がってくると、

交感神経が活発になります。

交感神経は活動的なときに高まる神経です。

寒い季節には、この活動が鎮まりにくいので、夜になっても眠くなりにくいときがあります。

交感神経の活動を鎮めるには、副交感神経の活動を助けることが役立ちます。

 

首の位置で神経ネットワークをつくる副交感神経節は、目や唾液、また迷走神経を介して心拍や呼吸、胃の働きを司っています。

 

朝起きると、目や口が渇いている。

朝から深呼吸ができない。脈が速い。胃の調子が悪く朝食がとれない。

 

自律神経が活動から休息にうまく切り替わらないと、こんな様子がみられます。

 

【就寝30分前に首を温める】

 

そこで、就寝30分前くらいを目安に、首を温めて副交感神経の働きをサポートしましょう。

 

レンジでチンするホットパックなどを使ってみましょう。

 

濡らしたタオルをレンジでチンするだけでもホットタオルをつくることができます。

 

首の付け根辺りに当てていると、体の力が緩んだり、目や口が潤う感じが出てきます。

 

ホットタオルを当てているときだけテレビを消してみたり、スマホを見ないようにしていると、脳が眠くなるのを助けてあげられます。

 

首を温めることは大切ですが、マフラーを巻くなどして首元を覆って眠ってしまうのは避けましょう。

 

ぐっすり深く眠るには、体の熱を放熱しやすい状態をつくることが大切です。

首元に隙間が空いていなければ汗をかいて放熱しても、その熱を逃げなくなってしまいます。

首元を温めて眠るときには、ゆるく巻いて隙間をつくるようにしてみましょう。

 

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