悪い夢。その役割は?
あなたは悪い夢を見ることがありますか?
悪い夢を見て嫌な気分で起きた経験がある!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
実はこれ、脳内の記憶に関係しています。
出来事の記憶は、脳内で感情とセットになり「加工」されます。
この「加工」が悪夢のもとになることがあります。
例えば、
嫌な上司から仕事を頼まれたという記憶が
➡脳内では嫌がらせをされた!という記憶に加工される。
客観的に見れば、ただ仕事を頼まれただけなのに当事者は嫌がらせだと記憶してしまうのです。
この感情によって「加工」された記憶がレム睡眠中に消去されます。
そして、レム睡眠を経ると、もとの出来事の記憶に戻るのです。
この消去作業中、私たちは悪い夢を見ることが多いのです。
ということで、悪い夢を見たら悪い記憶が整理されたとも言えます。
それでも悪い夢はできれば見たくないですよね。
そんな方は、 就寝前にホットアイマスクをすると、心拍数が低下し、
悪い夢を見てもそれほど自覚することがなくなり、途中で目覚めにくくなります。ぜひ、お試しくださいね。