学習された不調を防ぐには?!
心や体が不調なとき、本当に不調なときと、学習された不調を分けてみましょう。
頭痛やだるさ、気分が悪いことで休日に横になっている。
横になっていると知らないうちに眠ってしまう。
寝たり起きたりを繰り返して1日が終わってしまう・・・。
不調のときにそんな日を過ごすのは避けられませんが、この行動が学習されてしまいます。
脳は、望ましいかそうでないかの区別はなく、行動を記憶して次の行動に反映します。
不調な感じが少しラクになって、ある程度活動できるようになった。
それなのに、休日には横になっていることが「学習」されていて、
横になっているといつの間にか眠ってしまう。
これでは、休日のたびに不調が助長されてしまいます。
本来、脳の健全な状態を保つには、起きている時間と眠っている時間が、
パッツリと区分されていることが大切です。
起きている時間帯には頭が起こされていて、眠っている時間帯には頭は横になっている。
これが条件です。
そこで、学習された不調だけを防ぐように、活動できるようになってきたら、
休日は横にならないように過ごしてみましょう。
不調のときは頭を低くして過ぎ去るのを待つ。
そのときに必ず不調のときの行動が学習されているので、不調が過ぎ去ったら行動をリセットする。
これで慢性的な不調を防ぐことができますよ。