急にやる気が起こらなくなった?
『やる気が起こらない?』
5月に入って、気温が上昇し気圧は低下。
体は、消化活動への負担を減らすために副交感神経の活動が活発になります。
2月末からの「春ホルモン」と呼ばれる甲状腺刺激ホルモンで、
準備状態ができていたならば元気に過ごせますが、
準備ができていないところに間に合わせるように日中の副交感神経活動が急に上昇すると、
やる気が起こらなくなることがあります。
体を動かすのがめんどくさくなったり、甘い物や柔らかい物を食べるようになったり。
手足がむくみやすくなることもあります。
そんなときに、寝転んで何もせずにいると、仕事などで急に活動したときに反動がきやすくなります。
活動すると数日だるくなったり動きたくなくなることがあり、体調のアップダウンが激しくなります。
このやる気のなさは、自律神経のバランスで調整し直してみましょう。
交感神経活動が適度に高まるように、
散歩に出るなどの低強度の運動を週のうち半数以上の高頻度で行いましょう。
急な運動で交感神経活動を急激に高めると、
運動して疲れたはずなのに夜になっても気分がたかぶって眠れなくなることがあります。
低強度高頻度の運動で、交感神経活動を適度に高めておけば、
仕事で緊張する場面でも交感神経の過剰活動は避けられますし、
夜には鎮まるようになります。
だるいときはあえて動く日を増やす。
体をうまくチューニングしてこの季節を心地よく過ごせるようにしてみましょう。