眠り始めに爆発音で目が覚める?!
寝入りばなや起き掛けに、バーンと爆発音のような音がなり目が覚める。
これは、頭内爆発音症候群と呼ばれています。
報告は数例しかありませんが、経験を話される人は多いので、意外に経験をしている人は多いようです。
原因は明らかになっていませんが、眠り始めのうとうとし始めたタイミングで経験することが多いことから、
睡眠と覚醒の移行中に起こると考えられています。
また、脳領域ごとの覚醒度が異なると生じるという考えがあり、
入眠がスムーズでない状況がつくられると経験する可能性があります。
【問題は眠るのが怖くなること】
頭内爆発音症候群は、生命に危機をもたらすなど深刻な問題ではない、と考えられていますが、
二次的に問題が起こることがあります。それは、眠るのが怖くなることです。
何が起こっているのかが分からないと怖くなるので、まずは、覚醒から睡眠にスムーズに移行できるようにしてみましょう。
たとえば、睡眠薬を飲みつつも効用を阻害するカフェインを摂取していたり、
眠り始めに足首が冷えていて、体が寝始めに放熱しているのに足首の冷えで放熱が阻害されたり、
朝になってコルチゾールによって目覚めの準備が整っているのに「もったいない」感じがして二度寝したり、
このように、脳にとって相反する作用の行動を避けてみると改善することがありますよ。