仕事中の居眠り対策は?
仕事中に眠くなってしまう・・・。
大声を出すわけにもいかないし、席を立って歩き回るわけにもいかない。
あくびをかみ殺してなんとかごまかして・・・。
そんな苦労もむなしく居眠りをしてしまうならば、居眠り対策を用意しておきましょう。
【骨盤内の筋力低下で居眠りが発生】
骨盤内の筋肉の緊張が低下すると、深部体温が低下し眠くなります。
椅子に浅く腰かけて背もたれに寄りかかる、いわゆる「仙骨座り」。
この姿勢で作業すれば、脳の覚醒は低下してしまうのです。
脳の覚醒が低下すると段階的にサインが出ます。
① マイクロサッケード
作業中に眼球が不用意な動きをして無関係なものに注意がそれる。
②マイクロスリープ
2-7秒の短い睡眠が脳内で発生し、その間にちょっとしたミスをしている。
同じ行を2度読んだり、漢字変換のミスを繰り返したり。
③アクションスリップ
実際に意識が飛んでいて他人にもわかるミスをする。
話題と違うことをしゃべったり、操作ミスをしたり。
④居眠り
サインの段階は早めに対処するほど、居眠りの防止につながります。
マイクロサッケードかな?という注意散漫な感じがしたら、次の対策をしてみましょう。
まず両耳を肩に近づけて、そこから肩を後ろに引き、ストンッと降ろしてキープします。
肛門をぐっとしめ、肩をお尻に引き下げます。
そのまま5秒キープして力を抜きます。
これを3回繰り返してみましょう。
肛門をしめると、脚を組むことができず、
自然に背筋が伸びてしまいます。この状態で眠ることはできないので、
骨盤内の筋肉をゆるめないようにしてみましょう。
スタンディングテーブルで作業している場合でも、
骨盤内がゆるむと眠くなるので、肛門をぐっとしめてみましょう。