睡眠不足で顔を触るリスクが増える!?
感染防止には、自ら目・鼻・口を触って、
手に着いた菌を体内に取り入れないことが重要です。
ただ、PC作業中は5分に1~3回顔を触るというデータがあります。
目をこすったり、鼻の下を触ったり、爪を噛んだり・・・。
PC作業中は、画面を注視することで脳の覚醒レベルが高まります。
脳の覚醒を担うヒスタミンは、過剰に増えると、体の敏感な部分がかゆくなります。
(かゆみ止めには抗ヒスタミン剤が使われますね。)
これで顔を触ってしまうのです。
振り返ってみると、会話中など緊張すると顔や髪を触ることはありませんか?
女性はピアスやネックレス、男性はネクタイを触ることも多いです。
これが癖になっていたら、まずその動作に気づいてください。
【睡眠不足だとさらに顔を触る】
睡眠不足になると、さらに無意識で顔を触るリスクが高まります。
寝不足でヒスタミンが少ないところから、通常の覚醒状態にもっていかなければならないので、
ヒスタミンが過剰に分泌されるからです。
睡眠不足の人には、会話中に顔を触る傾向があります。
無意識の動作に気づいて自分のハイリスクな動作を修正することも重要ですが、
その根本にある寝不足状態を解決することも重要です。
就寝して8分未満に寝つけるのは、慢性的な睡眠不足の兆候です。
あっという間に眠れるならば、1日15分でも早寝すれば、1か月で7.5時間の累積睡眠がかせげます。
脳の下地を整えて、安全に業務にあたりましょうね!