仕事中眠いのは、与えられた仕事だから
【与えられた仕事では眠くなる】
仕事中眠い。
会議中眠い。
そんな勤務中の眠気を対象にした研究で、
仕事の目的、理由、仕組みを分からないまま作業しているほど眠気が強いことが明らかに。
逆に眠気が少ない人は仕事の中で「分かった!」と感じる場面が
多いということでした。
つまり、職場を活性化するには、
仕事を与えるだけでなく、自主的な「分かった!」を促すことが必要だ、ということです。
【単調過ぎても難しすぎても眠くなる】
この背景にあるメカニズムは、ノルアドレナリンという物質の作用です。
この物質は、脳を目覚めさせる役割をしていますが、その作用は、
少なすぎても多すぎても眠くなる、という逆U字曲線を描きます。
例えば、木魚のように単調な音を聞いていると眠くなる。
難しすぎる講義を聞いているとそれはそれで眠くなる。
こんな感じです。
簡単すぎても難しすぎても脳は眠くなってしまう。
では、脳のパフォーマンスを高めるに、どうやって「分かった!」を
つくればよいのでしょうか。
【50%分かるハーフタスクをつくる】
その答えは、50%結果が予測できるけど、残りの50%はやってみなければ分からない、
「ハーフタスク」な状況をつくることです。
仕事を頼むときには、全くやったことがないこともいつもやり慣れていることも
その人の能力を最大限に発揮させることはできません。
初めての作業には、経験したことがある要素を1つ足す。
やり慣れている作業には、新しい要素を1つ足す。
これだけで、相手の脳はしっかり覚醒します。
「ハーフタスク」で職場を活性化していきましょう!