月経前のイライラ悪循環を断ち切ろう!
【月経前のイライラ悪循環を断ち切ろう】
月経前に
頭痛やイライラで悩まされる
月経前症候群(PMS)。
実は
睡眠リズムと密接に関係しています。
睡眠外来では、
睡眠が改善されるとPMS症状が改善することを
しばしば経験します。
典型的にみられる
悪循環から脱却しましょう。
【PMSからの脱却にはメラトニンがカギ】
睡眠の周期を決めるメラトニン。
朝、脳に光を届けると
メラトニンは減って目が覚め、
夜暗くなるとメラトニンが増えて眠くなります。
そのメラトニンが
PMSでは排卵周期全体で
減少していることが明らかに。
PMSでは
寝つきが悪くなることがよくあります。
すると
夜部屋を明るくしたまま過ごしがち。
悶々とする気持ちを紛らわせるために
テレビや動画を見たり。
これで
メラトニンがますます減少する悪循環に。
一般的なシーリングライトで
全体が明るい部屋で3時間過ごすと、
分泌されるはずのメラトニンは
50%まで減ってしまうのです。
【脳に夜と朝をつくってPMSから脱却】
そこで
5分でも良いので
夜まっくらの時間をつくって。
音楽鑑賞やストレッチなど
目を使わずに済む時間を使って
脳に「夜」を知らせる。
真っ暗の後は明るくしても大丈夫です。
とにかく
はっきり真っ暗にするほど
リズムをつくりやすいです。
そして
朝は目覚めたらできるだけ早く
窓から1m以内に入る。
メラトニンリズムをサポートして
睡眠のリズムが改善しPMSから脱却!