帰りの電車ではなんとしても眠らない
【人間は起床11時間後が最も元気!】
私たちの内臓の温度である深部体温にはリズムがあります。
深部体温は、直腸から計測されるので、その変動を自覚することはできません。
しかし、私たちのパフォーマンスは、この深部体温に依存します。
つまり、深部体温が高い時間にはハイパフォーマンスになり、深部体温が低い時間には眠くなる。
これで深部体温を自覚することができます。
深部体温が最高になるのは起床から11時間後です。
この時間にはなんとしても眠ってはいけません。
【電車で居眠りが寝つきを悪くする】
そうはいっても、1日働いて満員電車に乗り、ようやく座れたらどうしても眠くなります。
「寝るな」と言われても、眠いものは眠い。
でも、この居眠りが昼間のパフォーマンスを下げて残業を増やしていると考えると、
悪循環をなんとか脱却したいですよね。
そんなときは休日+平日2日の夕方に運動をしてみましょう。
生体リズムは過半数のリズムが基準になって同調します。
電車で眠ってしまう日があっても、週のうちの残りの半分の日に起床11時間後の体温を上げれば良いのです。
【夕方にはオフィスを歩く】
夕方にはオフィスを歩いてできるだけ階段を使いましょう。
足を組む、頬杖をつく、背もたれに寄りかかっていたらそれは体温が下がっているサインです。
お尻の穴をグッと絞めれば、簡単に深部体温を上げることができます。
昼や夜に起床する生活パターンの方は、自分の起床時間から11時間後に運動をするように
心がけてみて下さい。