睡眠中に歩き回る睡眠時遊行症とは
子どもが夜寝ているときに、突然起きて歩き出すことがあります。
神霊現象かと思ってしまうかもしれませんが、これは睡眠時遊行症。
脳が急速に発達している途中では、大脳は眠っているにも関わらず、
自動化された運動がまとまって出力されることがあります。
例えば、むくっと起き上がって、着替えて歩いて玄関に行って、靴を履いて外に出るなんてことも。
この現象は歩き始めたら見られ、4~8歳がピーク。
成人でもまれにみられることがあります。
周りにいる人が、無理に制止すると暴れることがあるので、落ち着いて見守れば大丈夫です。
この現象が見られたら何か問題があるとかいうことではなく、
脳が発達していけばだんだん見られなくなっていきます。
知っていれば、落ち着いて対応できますね。