残業を減らすカギは睡眠マネジメント
【睡眠不足の脳では残業が増える!】
「最近、残業が多くて睡眠不足で・・・」
こんな相談をよく受けますが、
残業と睡眠の関係を
整理してみましょう。
睡眠が不足すると、
脳では
注意の対象が次々に移る
「転導注意」が活発になります。
すると、
ムダな作業でも目に付くと手をつけたり、
作業の途中で他のことを始めてしまう。
TO DOリストをつくっているのに、
リストにないことを
やり始めてしまって、
結局、作業を始めたのは終業後から・・・
これでは
カラダも心もどっと
疲れてしまいますよね。
【睡眠マネジメントで残業が減った!】
一方で、
弊社が主宰する
「睡眠マネジメント研修」
受講から2ヶ月後の評価をすると
残業が減ったという結果が!
睡眠の記録データをみると、
睡眠はもちろん整っているのですが、
残業が減るとは。
これは、
睡眠のリズムが整ったことで、
昼間の脳の覚醒度が高まったということ。
脳の覚醒度が高まり、
注意の焦点化ができると、
1つずつ作業を完結させることができ、
結果的に残業が減ったのです。
「残業が多いから睡眠不足になる」
と思いがちですが、
脳にとっては逆。
「睡眠リズムが乱れるから残業が増える」
のです。
先日は、担当者の方が
『業務管理が健康管理に使えるとは
思いもよらなかった』とお話されていました。
【企業での取り組みが始まっています】
睡眠マネジメント研修は、
企業対象です。
残業が減らない・・・。
帰宅が遅い・・・。
早退や欠勤など体調不良者が多い・・・。
交代制勤務で規則正しくは眠れない・・・。
そんな問題の解決に
『4-6-11睡眠の法則』が
活用されています。
「起床から4時間以内に光を見て、
6時間後に目を閉じ、
11時間後に姿勢を良くする」
人間なら誰でも当てはまる
この法則を軸にして、
職場でできる対策を立ててみましょう。