夜に泣けると良く眠れる!?
【夜に泣けると良く眠れる!?】
夜になると急に泣けてくる。
涙が出ると
不思議にその後は良く眠れる。
そんな相談を受けることも
多いです。
夜一人になったときに
さめざめと泣くなんて
私って大丈夫?と
心配になる人もいますが、
この「泣く」は
脳が必要としている行為です。
【交感神経を活発にし過ぎた結果】
夜に泣くのは
自律神経のより戻し現象。
昼間に
仕事などで交感神経活動が活発になりすぎると
夜になっても低下せず
眠る時間でも目がパッチリ。
これではまずいので
脳と体は
強制的に交感神経活動を抑制すると
逆に副交感神経活動が活発に。
これで涙が出ます。
【脳と体がもとに戻ろうとする力】
自律神経には
交感神経と副交感神経がバランスをとる
だけではなく、
もう1つ大切な仕組みがあります。
交感神経が活発になっている人に
もっと交感神経を活発にさせると
行きすぎをもとに戻すように
交感神経が抑制されます。
例えば、
怒りながら泣き出したり、
興奮してトイレに行きたくなったり。
これは
脳がもとに戻ろうとしている現象なので、
ちゃんとやらせてあげることが
大事です。
夜に泣けてきたら
無理せず泣けば
明日の朝は
しっかり交感神経が高まり集中できます。