脳が集中できなくなるサインとは
【脳が集中できないサインとは】
脳が眠くなる前に見られる
マイクロサッケード。
瞬間的に眼球が動く現象で
視線がちらちらとそれる。
これは
眠気を自覚するより
前に起こる現象。
マイクロサッケードが起こった時に
私たちが自覚するのは・・・
【「あれやらないと」と思ったら脳は眠っている】
目の前の仕事から集中が途切れて
別のことに手をつける。
「あれもやるんだった」
「あれやらないと」
そんな考えが浮かんだら
これがマイクロサッケードのサインです。
自覚的には全然眠くはありませんが、
脳はすでに眠りに入ろうとしています。
マイクロサッケードが起こると
複数の仕事に手をつけようとします。
ところが
脳はマルチタスクができない構造なのです。
【脳はマルチタスクができない】
私たちは
複数の仕事を同時進行で処理していると
思っていますが、
脳はマルチタスクができません。
スポットライトのように
注意を移す転導性注意。
この機能を使って
あたかもマルチタスクをこなしているように
仕事をしているのです。
転導性注意は
次のことに注意するときには
今向けている注意をパチッと消します。
この抑制機能が
脳が眠くなってくると効かなくなります。
これで
ちらちらと気が散ってしまうのです。
そこで、
他の物が気になったら
(マイクロサッケードがみられたら)
そのときは脳は眠い状態だと気づいて。
1分でも目を閉じて
脳をスッキリさせると
マイクロサッケードが治まり
再び集中できます!