更年期の睡眠は心地よさが最優先
更年期で眠れないとき、睡眠を義務として追い込まないことが重要です。
体調の変化から眠れない更年期の調査で、眠れない原因の一番にあげられたのは、
「睡眠に対する不安」でした。
言葉としては更年期だから眠れないと体の変化を言語化しやすいですが、
実際には、眠れない不快な思いをした記憶により
「また夜になった・・・眠るのが嫌だな。またあんな感じになったら嫌だな・・・」
という嫌なイメージが形成させてしまうことが大きな問題です。
【まずは心地よい時間を増やす】
睡眠を義務のようにとらえて、眠れないとダメ、眠らなければならない、
と追い込む思考が出来上がると、夜になるのがどんどん苦痛になっていきます。
そこで、元気で快適に過ごせることを最優先にしてみましょう。
浴室を暗くして入浴、足首を温める、ホットアイマスク、耳から上の頭を冷やすなど
リズムを強化する行動の中で心地よいことを見つけ、その時間を増やす。
眠くないのに就寝することは避け、心地よく過ごすことを優先しましょう。
心地よい体験に注意を向けると、睡眠の嫌なイメージが変わっていくはずですよ。