一睡もしていない!思い込みが睡眠を悪化させる
「全然寝てない」と相談する妻の話の後で、
「実は妻のいびきで眠れなくて・・・」と話す夫。
臨床ではよく見かける風景。
つまり、奥さんは客観的には眠っているのに、いわゆる「睡眠感」が欠如してしまった
状態だということです。
睡眠は、主観と客観に差が出る生理現象です。
眠れていないと話す人に、「いや、脳波では眠れています」と伝えても解決はしません。
【主観と客観がメンタル健康度を反映】
臨床的には、主観と客観の差が大きいほど、メンタル不調ととらえられます。
実際には結構眠っているのに、「全然眠れていない」と感じたり、または全然眠れていないのに、
「大丈夫」と感じたりすることです。
この主観と客観の差が小さくなれば、メンタルの不調も改善してきます。
それには、睡眠の記録をとることが役立ちます。
【neru noteで睡眠セルフケアを!】
私たちは、おとといの睡眠を思い出すことができません。
記憶に残っていないことを表現すると、
「一睡もしていない」
「全然眠れない」
など、誇張した表現をしがちに。
そこで、睡眠の記録をつけると、自分の主観を鍛えることができます。
neru note(ネルノート)
こちらは、睡眠の記録をつけるツール。
記録をつけながら、4-6-11睡眠の法則を当てはめると、自分で自分の睡眠をコントロールできます。
4-6-11睡眠の法則とは、
「起床から4時間以内に光を見て、
6時間後に目を閉じ、11時間後に姿勢を良くする」というもの。
睡眠感を鍛えて、強いメンタルをつくっていきましょう!