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朝日を浴びているのに何で眠れない?

【朝日を浴びているのになんで眠れない?】

 

睡眠改善には

朝日を浴びろ!と

言われたのになんで効果がでない?

 

という方も

いらっしゃると思います。

 

せっかくチャレンジしているのに、

効果が得られないと

あきらめモードに

なってしまいますよね。

 

 

実はこれ、

生体リズムと

それに影響を与える因子の感受性が

関係しています。

 

 

生体リズムは

光、眠気、体温の3つのうちの

感受性が高いもので反応します。

 

 

 

                       

 

 

 【自分の遺伝子は何に反応する?】

 

感受性の高さは

遺伝子で決まる。

 

ですから、

すべての人が

光を浴びればそれであっさり解決、

というわけにはいきません。

 

例えば、

光感受性が高い人は

網膜細胞が分厚い。

この人は

光を浴びると改善するし、

浴びないと乱れる。

 

つまり、

自分が感受性が高い因子で

良くもなり悪くもなります。

 

光で睡眠が改善した人は、

どんな家に引っ越しをしても、

朝日を確保する必要があるわけです。

 

 

【3つの遺伝子それぞれの対策は】

 

光に反応する人は、

朝は窓から1m以内に入ることがルール。

起床4時間以内が限度です。

 

眠気に反応する人は、

眠かろうが眠くなかろうが

起床6時間後あたりに目を閉じる

計画仮眠を。

 

計画仮眠をすると、

午後覚醒度が高まり夜もぐっすりとなる人たちです。

 

体温に反応する人は、

起床11時間後はなんとしても眠らず、

とにかく体を動かす用事をつくる。

 

この4‐6‐11の法則、

どれかにヒットするので、

光、眠気、体温

3つからヒットする因子を

見つけてください。

 

 

これは、

臨床でも試してみないと

分かりません。

 

しかし、

試してみて効果があったものが

見つかったら、

それは一生同じです。

 

 

今後の人生で、

どんな環境で、

どんなスケジュールで過ごそうとも、

その行為を

続けることが、

睡眠をコントロールするために

必要だと覚えておけばよいのです。

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