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同じ行を2回読んだら脳は眠っている!?

こんにちは。

作業療法士の菅原洋平です。

 

書類を読んでいるときに

同じ行を2回読んでしまうこと、

ありませんか?

 

                       

 

 これはマイクロスリープ(MS)

という現象。

 

脳にとって眠気とは

 

「それ以上働けませんので、

シャットアウトしてメンテナンスをさせてください」

というサインです。

 

 

でも、

眠気がきても

強引に作業を続けることが

ありますよね。

 

 

すると、

脳は、

使っていない部位を眠らせながら

連続稼働します。

これがマイクロスリープです。

 

 

【自覚なく眠る脳のエラーに注意】

 

 

マイクロスリープの長さは2~7秒。

 

「あなた眠ってたでしょ」

と言われても、

 

「いいえ。眠ってません」

と、その間の出来事をしっかり答えることができますが、

脳の一部は眠っています。

 

 

全く自覚できませんが、

同じ行を読むなどの

なんらかのエラーが起こっています。

 

 

例えば、

PCやスマホで漢字変換を何度も間違えたり、

考えていることと違う言葉を言ってしまったり。

 

 

 

このマイクロスリープの後に

ヒューマンエラーが起こります。

 

 

【MSでヒューマンエラーを防ごう!】

 

 

ビジネスパーソンにとって

効率良い仕事を目指し続けることは使命。

 

 

ただ、

私たちは誰でも、

「自分の脳がちゃんと機能しているか」を

知るすべがありません。

 

 

あるとすれば「眠気」。

 

でも

「眠くなければまだいける!」

と思って作業すればミスの連続に。

 

 

そこで、

マイクロスリープで

自分の脳の働きをモニターしましょう。

 

 

同じ個人は、

いつも同じサインで

マイクロスリープを感知します。

 

 

つまり、

「同じ行を2回読むことがある?」

と聞かれて、

「ある!ある!」

と思った人は、

このサインで

自分の脳の働きをモニターしましょう。

 

 

 

マイクロスリープをキャッチしたら、

すかさず1分、目を閉じて、

脳の働きを回復させましょう!

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