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悪い夢を減らす方法とは

【睡眠不足で嫌な夢が増える!?】
 

眠る前に、ネガティブなときほど嫌な夢を見る・・・。

 

 

悪い夢

 

眠る前まで、情動を司る扁桃体が活発になっていると
睡眠中に急速眼球運動が増えます。

 

急速眼球運動を伴う睡眠とは、いわゆるREM(レム)睡眠です。

REM睡眠と、NREM(ノンレム)睡眠とは、夢のつくられ方が異なります。

 

【REM睡眠の夢は嫌なことが結びつく】

 

NREM睡眠中に見る夢は、実際にあった出来事をそのまま再生するような感じ。

それに対して、REM睡眠中に見る夢は、実際にあった出来事の「要素」が断片化されて、

同じ「要素」をもつ別の出来事と結びつく、というように作り変えられるのが特徴です。

ネガティブな要素で記憶がくっついて、様々なネガティブが合わさった夢を見てしまう。

これが悪い夢見の正体です。

 

【普段の睡眠量が悪い夢見に関係】

 

眠る前まで扁桃体が活発になっているのが悪い夢見を引き起こす原因です。

実は、寝不足状態で扁桃体は活発になります。

日中でも負の感情を抱きやすく眠る前になっても切り替わりにくい。

 

そこで、普段の就寝を数分でも早めて、累積睡眠量を積み上げれば、
扁桃体活動は抑制でき、悪い夢は減ります。

 

今日は気分が良い、特に嫌なことはなかったというときにこそ、

少しでも早寝をして、将来の嫌な出来事を引きずらない脳をつくっておきましょう。

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