睡眠不足でワーカホリズムになる!?
「強迫的かつ過度に一生懸命働く傾向」と定義されるワーカホリズム。
社会のため、経済的な理由のため、 など外的な要因ではなく、
「仕事をしなければいけない!」という 内的衝動性を制御できなくなる状態です。
【仕事人間でも中毒性にはご用心を】
これは、 依存的、中毒的な状態です。
どんどんエスカレートしていく感覚は、買い物依存や過食などの様子と酷似していて、
皆さんもイメージしやすいと思います。
【ワーカホリズムと睡眠の関係】
働き過ぎてしまう。
それも自分自身をひたすら消耗させるように。
さらにやっかいなことに、 自分では制御が効かなくなってしまう。
このワーカホリズムは、 睡眠とも深い関係があります。
看護師を対象に行われた研究では、ワーカホリズムに該当する人は、そうでない人に比べて、
睡眠不足感3.4倍、過度な眠気5.4倍、起床困難感2.6倍 という結果でした。
【睡眠から働き方の自己チェックを!】
逆に睡眠の変化は、自分がワーカホリズムになってしまっているのかをチェックすることができます。
まずは、起床から4時間後に眠気がないかどうかをチェック。
眠気があったら睡眠が不足していたりリズムが乱れているサインです。
対策は、 休日の起床をそろえることです。
最初は難しくても、 明るくする時間だけそろえることを取り組んでみてはいかがでしょうか。
1ヶ月の継続で、 徐々に休日の起床時間がはやくなっていきます。
睡眠は量よりもリズムが大切です。
リズムを整えて、ワーカホリズムを防ぎましょう!