寝床で絵本を読むと寝つきの悪い子に!?
子育て中の方は、寝床で絵本を読んで寝かしつけをしていませんか?
【脳は場所と行為をセットで記憶する】
寝床で眠り以外のことをすると、「寝床=睡眠」という記憶が薄れてしまいます。
これが、寝つきの悪さの原因に。
寝床と絵本が記憶されると、例え絵本を読んでいないときでも、寝床に入ると視覚野や言語野が働いてしまい、睡眠中の脳活動の邪魔になってしまいます。
睡眠中の脳は、要らない神経や老廃物を排除するために非常に忙しく働いています。
これは、脳がぐんぐん成長するために大切な仕事です。
【眠くなってから寝床に入るトレーニングを】
そこで、寝床には眠りに関係ないものは持ち込まず、眠り以外のことは寝床で行わないようにしてみましょう。寝床の外で絵本を読んで、子どもが眠くなったら寝床へ。
最初は多少手間が増えるように感じますが、子どもが眠るまでの時間がだんだん短くなることを考えれば今がチャンスです。
あくびをして、どうしても眠い・・・という状態になってから寝床へ行けば、「寝床=睡眠」という記憶はどんどん強化されて、自分で眠れるようになっていきます。
将来のために睡眠トレーニングをぜひ!