副腎疲労でストレスに弱くなる!?
いつも疲れている・・・。
なんとなく体調が悪い・・・。
そんなときは副腎の疲労かもしれません。
副腎は、腎臓の上にあるプルーンみたいな形をした臓器。
ステロイドという大きな枠でくくられるコルチゾールを分泌して、
血圧や血糖値を調節し、ストレスから身を守る役割を持っています。
ただ、コルチゾールを分泌し続けると副腎自体が疲労し、
分泌能力が弱まりストレスに弱くなってしまいます。
【起床時間をそろえると副腎の負担が減る!】
ストレスにさらされ続けることで副腎が働きすぎて疲労し、
ストレスに対抗できない体になって余計ストレスを抱え込む。
このサイクルから脱却するには、コルチゾールの特徴をうまく活用することです。
ストレスというと職場内の人間関係や家族のことなどが思い浮かぶと思いますが、
副腎にとって大きなストレスなのは、起床時間がずれること。
コルチゾールの分泌は時間に依存し、
起床3時間前から起床時にピークになる分泌パターンをもっています。
つまり、いつも同じ時間に起きていれば何も負担はかからないのですが、
遅く起きたり、早く起きたりすると、急激にコルチゾールを増やすことになり、
副腎に負担がかかるのです。
【起きる時間を3回唱えて眠ってみる】
疲れているからといって、週末に寝だめをして、翌月曜日に早起きをすると、
それだけで副腎に負担がかかり、疲れてしまうというサイクルに。
このサイクルから脱却するには、休日も平日と同じ時間に目覚めるようにすること。
実は、コルチゾールは、「6時に起きる」と頭の中で3回唱えて眠ると、
起きる時間の3時間前に分泌されて、狙った時間にピークになることが知られています。
まずは、2週間。
「〇時に起きる」と3回唱えることから。
副腎を慢性疲労から解放すれば、体の軽さに気づくはずです。