春の脳はローテンションで
【脳に春の準備をさせよう】
急激に
日の出が早くなっているのに
お気づきですか?
今の季節の朝の光が
脳に届くと
甲状腺刺激ホルモン
通称「春ホルモン」の
TSHβの分泌が促され、
春の気温上昇と気圧が下がる
準備をします。
これが不十分だと
5月に副交感神経を過剰に働かせるのが
五月病です。
【新しい環境で張り切り過ぎない脳をつくる】
受験や就活も終わって
進路が決まり一安心の方も多いのでは。
新学期から
新生活が始まるわけですが、
張り切り過ぎて
ガクッとやる気がなくなるのは防ぎたいところ。
これは
今の脳に準備させるかどうかが
カギです。
北半球では
春夏には副交感神経が、
秋冬には交感神経が活発になり、
気温や気圧に適応する仕組みです。
この切り替えのゴーサインを出すのが
朝の光。
日の出が早まり
日の光が強くなってきていることを
脳に知らせましょう。
【春の脳はローテンションで】
春からは
副交感神経が高まり
急激に集中したりハイテンションになるよりも、
落ち着いて過ごす方が
脳には向いています。
私たちのテンションは
自律神経の活動が大きく関係します。
でも
自律神経は
その名の通り、意図して変えられない自律的な活動。
そこで、
季節の変わり目に
脳に光を届けて脳に準備をさせましょう。
何でも良いので
目覚めたら窓から1m以内に入って行う
行為を決めてみて。
外出しなくても
曇りでも雨でも
機械的に窓から1m以内に行く
生活導線をつくりましょう。