いびき・無呼吸を防ぐ姿勢とは
姿勢が睡眠の質に影響を与えることもあります。
普段から、首を突き出して画面を見る姿勢をとっていると、
睡眠中にも頸椎の後屈が助長され、下位咽頭腔の気道が狭窄してしまいます。
さらに口が開くと鼻咽頭腔も狭窄します。
パソコンやスマホの作業をするときには、
両耳を貫くように横に軸があって、
その軸で頭が上下に動くつもりで頭を動かしてみましょう。
首が前に出る姿勢を防ぐことができます。
枕を選ぶときは、頸椎の前弯位を維持する物を選びましょう。
やや硬めで10㎝程度の高さ、頭部だけでなく頚部も支える物を使用すると、
咽頭腔が広がることが研究で明らかになっています。
枕を新調しなくても、今お使いの枕で頸椎の前弯位をサポートしてみましょう。
バスタオル丸めて円柱状にし、枕の手前側の縁にぴったりとつけます。
仰向けに眠ったときには、バスタオルで首の下をサポートして、
頭から肩までの隙間がなくなるようにしましょう。