睡眠不足で脳が委縮する!?
睡眠時間を削ると何か悪いことが起こるのでしょうか。
実は、睡眠不足で脳が委縮することが指摘されてきています。
【睡眠不足で脳が委縮!?】
睡眠中は、DANなどの蛋白質を整理しています。まずは自分で整理をし、
その後残ったものは、分子シャペロンの介在でパタパタと折りたたまれます。
そして最後に残ったものは不要なタンパク質として分解される・・・
はずなのですが、この作業が追いつかずに分解に失敗したタンパク質は
異常タンパク『アミロイドβ』になります。
アミロイドβは、海馬を中心に神経細胞を破壊するので、アルツハイマー病の
原因物資とも考えられています。
【睡眠の絶対量を増やす】
ただ睡眠を削るだけで脳が委縮してしまうのは、恐ろしいことですね。
でも、忙しい生活の中でまとまった睡眠時間を確保することは大変です。
そこで、睡眠を1時間や30分単位で考えず、時間に余裕のあるときは、
5分でも10分でも就寝を早めてみましょう。
1日15分の早寝を1ヶ月続けると、7.5時間睡眠をかせいだことに。
このように睡眠の絶対量を増やして脳の委縮を防いでいきましょう。